勇気を持つ
金曜日担当 細田です。
4月に入り2週間がたちますね。新年度、新しい環境に、そろそろ慣れたでしょうか?
わが家の玄関から歩くこと三十九歩の公園の桜。
すっかり葉桜になっています。
青々と茂り、もう少しお花を堪能すればよかったな。なんて後悔しました。
その桜、近づいてよく見ると、綺麗な色をしたサクランボがいっぱい付いているではありませんか!!!
ご覧のとおり、放課後は、子供たちが駆け回る公園。
サクランボを取ろうと何人かが枝を引っ張り、別の子が実を取り、もう一人が実を集める。なんていうチームワークさえ見かけます。
私も一粒持ち帰りました。
見た目は、美味しそう!!・・・ですが、こういうものって子供時代の経験上意外とまずいんですよね!!
でも、時代は21世紀。もしかして公園の桜にも進化が?という期待感と好奇心。
テーブルに置いてじっと見つめること数分。。。勇気を出して食べてみました。
お味は、、、???
口にした瞬間、感じたわずかな甘み。
おっ、と思う間もなく、口に広がる苦み。苦いっ!とにかく苦いっ!!
でも、勇気をもって口にしたのに…。と後悔しながら、やっぱり子供時代の経験は正しかったと納得したのでした。
勇気といえば、今は成人している長男が4歳、二番目の長女はおなかの中のころ。
県外に住んでいました。
私はウチナーンチュなのか?
「沖縄」というアイデンティティーを持ち続けていたくて、私がずっと続けていた沖縄の伝統文化の空手を本土でも続けていました。
その時に出会った先生の印象的な言葉。
「強くならなくてもいい。勇気のある子になればいい」
波の上にも初めて親御さんと離れ、たった1人でプールのレッスンに参加する子供たちがいます。
心細くレッスンの間中泣き続ける子。
どんな子でも、勇気は子供達の心に元々もっていると信じています!!
教えるのではなく、まず新年度は子供たちが元々持っている勇気を引き出せたらな!!
以上細田でした。